大阪市北区のグランフロント大阪では、サッカーW杯日本代表戦のパブリックビューイングが開催され、コロンビアとの熱戦にエールを送った。

 この日会場に集まった観客は、満員の200人。日本代表には大阪・摂津市出身の本田をはじめとして、関西ゆかりの選手が多く選出されており、ひときわ大きな声援が飛んだ。

 前半開始早々、相手のハンドによるPKを神戸市出身の香川が決めると、会場は大盛り上がり。香川コールがこだました。後半、本田のCKに大迫が頭で合わせて勝ち越した場面では、観客が立ち上がり拍手喝采。「あるで、これ!」という声も上がった。

 18日早朝には最大震度6弱の地震が襲った大阪。仕事を早く切り上げてきたという20代男性は、香川の先制弾について「香川が(大阪の)地震についてコメント出してくれていたから、余計に感極まった」と興奮気味に話した。30代会社員の男性も「昨日は(地震で)大変だったけど、勇気づけられた」と熱く語り、日本勝利の瞬間には全員が立ち上がって「ありがとう」と拍手を送った。