日本(FIFAランク61位)が、初戦で格上コロンビア(同16位)から金星を挙げた。先制点は日本の10番、MF香川真司(29=ドルトムント)。前半6分、自ら獲得したPKを右足でゴール右に沈めた。

 ◆日本代表のワールドカップでの背番号10 98年のMF名波浩、02年のFW中山雅史、06、10年のMF中村俊輔、14年と今大会のMF香川の4人が背負っている。先発出場は今回の香川が9戦目だったが、チームが勝ったのは初めて。過去の8試合は1分け7敗と未勝利だった。得点は中村が06年6月12日のオーストラリア戦の前半26分に決めた先制ゴールの1点だけ。ただ、その試合は終盤に3点を奪われて逆転負けしており、10番のゴールが勝利に結びついたのは今回の香川が初。