北海道コンサドーレ札幌も日本代表の話題で盛り上がった。ワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本がコロンビアに2-1で勝利してから一夜明けた20日、札幌・宮の沢で練習した札幌の選手が称賛や祝福の言葉を口にした。W杯3大会出場のMF小野伸二(38)は「1-1の引き分けと予想していたけど、勝って良かった」と喜んだ。

 小野にとって2度目のW杯だった02年日韓大会は、MF稲本と出場し、初戦のベルギー戦で初の勝ち点1を手にした。その勢いで1次リーグを突破。当時を振り返りながら「初戦はやっぱりかたくなる。けど、みんないい動きだった」と賛辞を送った。「いい刺激になる」と力をもらった様子だ。

 元イングランド代表のFWジェイ(36)も日本戦に注目。「いいスタート。開幕前からうまくいくと思っていた。欧州でプレーしている選手も多くいるし、弱いチームじゃない。グループリーグを突破すると思っている」と背中を押した。母国もチュニジアに2-1で白星発進したが「66年以来、優勝から遠ざかっているからね」と辛口評価だった。

 日本代表の次戦セネガル戦へ、小野は「油断できないけど、1-0で勝つ」と2連勝を期待していた。【保坂果那】