サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で白星発進した日本代表が21日、ベースキャンプ地カザンで次戦のセネガル戦(24日・エカテリンブルク)に向け練習を開始した。

 冒頭約15分のみ公開され、その後は非公開になった。公開された冒頭部分では、撮影もした。公開された練習冒頭部分ではMF本田圭佑(32)がスパイクを履かず別メニューでピッチをゆっくりウオーキング。途中出場して決勝点をアシストしたコロンビア戦で、右太もも打撲を負ったようだ。左膝にもテーピングも巻いており、状態が気になるところだ。

 コロンビア戦の控え組はロシア遠征で同行しているU-19(19歳以下)日本代表と30分1本で、ゲーム形式、紅白戦を非公開で行う予定だが、本田が外れたA代表には、U-19から10番のMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)が1人だけ加わった。

 安部は本田が所有する育成組織が生んだ初のJリーガー。ジュニアユースのS.T.FCの出身で、広島・瀬戸内高から鹿島入りした逸材だ。