日本代表MF本田圭佑(31=パチューカ)がセネガル戦で、1点を追う後半33分に、日本人初の3大会連続ゴールとなる貴重な同点弾を決めた。

 本田は試合後「本音は今日決めたかったけれど、これがW杯の厳しさ。ポーランドを分析し、しっかり準備したい」と28日のポーランド戦に視線を向けた。

 

 本田は後半27分、MF香川真司(29=ドルトムント)に代わってピッチに入った。FW大迫勇也(28=ブレーメン)が中央右寄りから放ったシュートをDFがはじき、GKも飛び出し、セネガルゴールががら空きとなった。こぼれ球をMF乾貴士(29=エイバル)が折り返し、ゴール前で待ち構えた本田が左足でゴール右に決めた。「そうですね。貴士のボールがすごく、いいところにきた。決められて良かった」と振り返った。

 ポーランド戦について聞かれると「次、大事なんでね。コロンビア戦があったから(セネガル戦は)ああいう戦いが出来た。次もいい準備して、僕もしっかり準備したい。負けたら敗退もありうる大事な試合。そういう意味では緊張感もある」と険しい表情で語った。