セネガルが2度のリードを守れず、痛い引き分けを喫した。前半11分、右クロスが流れたところを左サイドのDFサバリがシュート。GKのパンチングが目の前にいたFWマネに当たり、ラッキーな形で先制点を手にした。マネはワールドカップ(W杯)初ゴールとなった。しかし、同34分にロングボールから裏を取られてゴールを許して同点とされ、前半を1-1で終えた。

 後半26分に左からのグラウンダークロスが流れ、逆サイドから走り込んだDFワゲが右足で豪快に決めて勝ち越しに成功した。7分後にGKのK・ヌジャイが右クロスを弾けずに転倒した瞬間を狙われて再度、同点とされた。マン・オブ・ザ・マッチを獲得したマネは「勝てると思っていた。とてもがっかりしている。次に懸かっている。何とか勝ち点を取って、16強に入りたい」と第3戦のコロンビア戦に気持ちを切り替えた。