FIFAランク14位のウルグアイと同70位で開催国のロシアは、ともに2連勝で決勝トーナメント進出を決めている。得失点差では開幕戦で5-0とサウジアラビアに大勝したロシアが5上回る。

 ロシアはチェリシェフが3点、ジュバも2点をマークするなど2試合で計8点と攻撃陣が好調だ。開幕戦のサウジアラビア戦は途中出場のチェリシャフ、ジュバが得点した。第2戦のエジプト戦では相手を分析し、エースのスモロフに替えて長身ジュバを先発起用。チェルチェソフ監督の采配も当たっている。チャンスメーカーのゴロビンも評価が急上昇中だ。

 ウルグアイは2試合とも1点ずつ。FKとCKから奪ったもので、流れの中からの得点がまだない。スアレスとカバニの2トップは世界最強とも呼ばれ、破壊力がある。スアレスはサウジアラビア戦で今大会初ゴールを挙げたが、カバニはここまで9本のシュートを放ちながら無得点で、そろそろ爆発したいところだ。統率された守備陣は2試合連続無失点と心強い。

 ともに決勝トーナメントをにらみ、負傷者や警告・退場は避けたいところ。休ませたい選手もいるだろう。そんな中、どちらがどんな選手起用でいい流れをつかむか。

 ◆放送 TBS 25日22時