セネガルが1次リーグで敗退した。フェアプレーポイントの差で日本に及ばず決勝トーナメントに進めなかったことについて、シセ監督や選手らの反応をフランスのレキップ紙(電子版)が伝えた。

 シセ監督は「これがサッカーの法則だ。我々は決勝トーナメントの出場資格を得なかった。なぜなら我々はイエローカードをより多く受けたからだ。しかし私の選手たちを誇りに思う。これがゲームのルールで、それはFIFAによって定められており、それらをリスペクトしなければならない。私は警告を受けるのを避けるためにピッチに入れとは言わない。サッカーは、コンタクトのスポーツだ」と理解を示した。

 一方、悔しさを隠さない選手もいる。MFのA・ヌジャイは「これは不公平だと思う。こんな風に敗退させられるのは普通ではない…。我々は美しいW杯をした」と漏らした。また、FWバルデは「我々は(イエロー)カードで負けた。CKで集中力が欠けていて、失点した。しかし私は、チームをとても誇りに思う。サポーター、セネガル人、アフリカ人全員が顔を上げて敗退する。私は、自分たちはアフリカで最高チームだと思う。我々には美しい未来があると思う」とした。