サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、北海道小平町の漁師阿部喜三男さん(51)が、日本代表の勝敗をミズダコ「ラビオ君」に占わせ、3試合全て的中して注目を集めている。インターネット上では「ラビオ君半端ないって」などと大反響。阿部さんは「まさか全試合を当てるなんて」と驚いている。

 ラビオ君は19日に小平町沖で水揚げされたタコ。子ども用ビニールプールに、それぞれ日本、対戦国、引き分けを示す3つのかごを設置し、ラビオ君がどのかごに近づくかで勝敗を占っていた。

 占いには生きのいいタコが適しているため、来月3日未明、決勝トーナメントの勝敗を予想する際には、当日水揚げされるタコを「2代目ラビオ君」として起用する。初代のラビオ君は当面いけすで保管する予定で、阿部さんは「水族館などから声が掛かれば譲りたい」と話した。