前回準Vのアルゼンチンが、メッシが、1回戦で姿を消した。

 メッシは1-1の後半3分、FKの流れから左足でシュート。これがDFメルカドの左足に当たって一時勝ち越しとなるゴールとなり、今大会初アシストをマークした。2-4とされた終了間際には右からのクロスでFWアグエロのヘディング弾をアシストも、自身は最後までゴールを奪えず。優勝候補との対戦に「やるべきことは分かっている」と意気込んでいたが、勝利に導けなかった。

 今大会はわずか1得点で、主将としてのワールドカップ(W杯)通算得点は前回大会の4点を含めて5点止まり。母国の英雄マラドーナ氏が持つ最多記録に1点届かず、集大成のW杯から去った。