日本代表が後半ロスタイム4分、カウンターからFWナセル・シャドリ(28=ウエストブロミッチ)の決勝弾を浴びて逆転負けし、初の8強進出はならなかった。

 DF長友に涙はなかった。悔しさはあるものの、やりきった感がそれを上回っていた。「悔しいけど自分たちの力をすべて出し切った。強い相手から2点をリードしたけど3点取られたので力不足かなと思う。力を出し切ったので胸を張って帰りたい。(0-0で前半を終えたハーフタイムで)絶対に勝てると声を掛け合った。ベスト16で自分たちの実力をもう1度見つめ直さないといけない。4年後に改善できることを改善して進んでいけたら。自分にできることはすべてやった。負けて悔しいけど笑顔で胸を張って帰りたい」と言葉をつないだ。