日本代表DF酒井宏樹(28=マルセイユ)が、ワールドカップ・ロシア大会決勝トーナメント1回戦でベルギーに2-3で逆転負けしてから一夜明けた3日、ツイッターを更新し「こんな未熟な自分にこの大事なポジションを与え続けてくれた2人の監督、代表チームには本当に感謝しています」と、西野朗監督(63)と、本大会2カ月前に電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ前監督(66)に感謝の思いをつづった。

 酒井宏は14年のワールドカップ・ブラジル大会の日本代表に選出されたが、出場機会がなく、ハビエル・アギーレ元監督の初戦となった同9月のウルグアイ戦に先発も、その後、代表に招集されなかった。

 そして、八百長問題で解任されたアギーレ元監督に代わって就任した、ハリルホジッチ前監督の初陣となった15年3月のチュニジア戦で代表復帰を果たした。ロシア大会前にはケガをしたが、大会2カ月前にハリルホジッチ前監督の後任となった西野監督の信頼は厚く、本大会では4戦全てにフル出場した。

 酒井宏は「偉大な先輩に少しでも近づけるよう4年間頑張ってきました。ありがとうございました!」とチームメートに感謝した。