サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表・西野朗監督(63)の退任が決まった。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が5日の帰国会見で「慰留はせず、今月末で終了する」と公表した。西野監督は決勝トーナメント1回戦のベルギー戦の翌日(3日)、田嶋会長から契約延長を打診されたが断った。

 日本サッカー協会相談役で、元キャプテンの川淵三郎氏(81)が5日、ツイッターを更新し、田嶋会長が会見で西野監督を慰留しなかったことを明らかにしたことを「事前の約束で続投がないことが田嶋会長から発表された。個人的にはとても残念」と惜しんだ。そして「これほど明確に日本サッカーの進むべき道を示してくれた監督はいなかったから。それは会長も十分承知している事だろうから今大会の日本サッカー継承可能な新監督を期待して待とう」と路線継承を期待した。