ワールドカップ・ロシア大会の日本代表ＭＦ本田圭佑（３２＝パチューカ）が６日、地元の大阪府庁を訪れた。

　本田は大阪が誘致を目指す２０２５年国際博覧会（万博）の特使に任命されており、それを受けての表敬訪問。松井大阪府知事、吉村大阪市長と面談し「（誘致に）少しでも手伝えることはないか。自分は名前だけ貸すのは好きじゃない。名前を貸した以上は実務的にやっていきたい」。大阪府摂津市出身の本田は「大阪人」として意欲的。背番号４の日本代表のユニホームと、代表チームからという大阪府北部地震への義援金を手渡した。

　松井知事は「やはりスーパースター。世界と戦っているオーラが出ていた」。吉村市長も「素晴らしいプレーに励まされました」。今後の誘致活動において具体的な動きは未定だが、１１月に決まる大阪万博実現へ本田が一肌脱ぐ。