第21回ワールドカップ(W杯)ロシア大会は、フランスの5大会ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。クロアチア相手に、決勝では48年ぶりとなる4ゴールを挙げて4-2で快勝。ディディエ・デシャン監督(49)が平均年齢25・6歳の若いチームを躍動させ、前回優勝の98年に生まれた19歳FWエムバペが通算4得点で「ジダンの呪縛」を解いた。

 元ブラジル代表FWの「王様」ペレ氏が、エムバペについてツイートした。自身以来のW杯決勝10代ゴールを記録した新星に刺激されたようで「キリアン(エムバペ)が私の記録に追いつき続けるなら、スパイクのほこりを除去しなければいけないかもね」と現役復帰への意欲? をつづった。同氏は58年スウェーデン大会の決勝スウェーデン戦で、当時17歳で2得点の結果を残した。