DF吉田麻也が所属するサウサンプトン(イングランド)はアウェーでフィテッセ(オランダ)を2-0で下し、2戦合計5-0で最終予選に進出した。

 前半4分、セットプレーからの2次攻撃で、ペナルティーエリア内でパスを受けたFWペッレが左シュートを決めて先制。後半44分には相手ボールを奪ったカウンターからMFマネが左足で突き刺しダメ押しした。

 吉田は左サイドバックでフル出場。守備に専念しオーバーラップは控えた。空中戦では狙い通り負けなかったが、しばしば裏を突かれることもあった。また、左足でのプレーが多くなったためパスの精度もいつもより低かった。

 吉田は「攻守ともに精度が低かった。サイドバックをやるからにはもっと質の高いプレーを示さないといけない。もうちょっと効果的な上がりも出せたと思うし、質の高いボールも配給が出来たと思う。自分のプレーに関しては攻守ともにあまり満足してないが、先制点をとれたのは大きかったし、無失点で終えられたのもよかった」と話した。

 最終予選の組み合わせ抽選は7日に行われるが、吉田は「ドイツ、イタリアとかいいね。強い相手とやりたいのは当然」と意気込んだ。