クラブ世界一を決める「FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)」は今日10日、開幕する。

 優勝候補の大本命、バルセロナ(スペイン・欧州代表)にアクシデントが起きた。欧州CLのレーバークーゼン戦を翌日に控えた8日の練習中、ブラジル代表FWネイマールが股関節を負傷した。バルセロナは「ネイマールは(アウェーの)バイ・アリーナで練習中に、左股関節を軽く負傷した。今後の試合に出場できるかどうかは、回復具合による」と発表した。

 バルセロナは「軽く」としているが、スペインAS紙によるとクラブW杯でのプレーも微妙な状況になったという。今季はFWメッシが左膝の負傷から復帰したばかり。メッシ不在の間、チームをけん引したのは13ゴールのFWスアレスと、リーグトップ14点のネイマール。バルセロナは欧州CLの後も、12日にデポルティボとのリーグ戦を戦ってから来日する。クラブW杯決勝まで12日間で4試合の強行日程で、ネイマールを欠くのは痛い。