J1年間王者の広島が、アジア王者広州恒大(中国)に逆転勝ちし、クラブ初となる世界3位に輝いた。

 前半4分に先制ゴールを奪われ、苦しい立ち上がりとなったが、後半投入されたFWドウグラスが同25分に同点弾、さたに同38分に勝ち越しゴールをねじこみ勝利を手繰り寄せた。

 試合を終えた森保一監督は「先制され、厳しい展開となったが、あきらめることなく、よく走って選手が逆転してくれた。広島のサッカーだった。開催国枠で出場させてもらったが、Jリーグの日本代表として戦おうと選手が意地を見せてくれた。広島代表として全世界で中継がある中、平和都市の広島を、勝利をもって、世界3位をもって発信出来た」と感無量の様子だった。