今大会初戦となった欧州代表Rマドリード(スペイン)が決勝に駒を進めた。

 FWベンゼマ、FWクリスティアノ・ロナルドのゴールで北中米カリブ海代表クラブ・アメリカ(メキシコ)を下し公式戦無敗記録を36に伸ばした。

 試合はRマドリードが前半11分、中盤でボールを奪ったFWロナルドがドリブルからミドルシュート放つも枠外。同26分には右サイドからのクロスにゴール前でFWロナルドが頭で合わせるも左ポストに当たり得点ならず。同32分にもペナルティーエリア外からのFKを直接狙うも壁に当たり、こぼれた球を今度は左足でシュートするも相手GKにはじかれ、ネットを揺らすことが出来なかった。しかし、終了間際にRマドリードが先制点をあげる。中央からMFクロースがゴール前に縦パス。抜け出したFWベンゼマが右足のアウトサイドで蹴りこみ、技ありの先制ゴールとなり前半を終了した。

 後半に入っても勢いが衰えないRマドリードは16分、FWロナウドが右サイドからのクロスにダイレクトシュート放つも相手DFが体張ってブロック。追いつきたいクラブ・アメリカは、早めの選手交代を使い、前線にボールを運ぶも決定機を作れなかった。後半なかなか追加点を奪えなかったRマドリードだったが、終了間際にFWロナウドがMFロドリゲスのスルーパスからの右足シュートが決まり2-0で勝利した。

 Rマドリードは18日の決勝で鹿島と、敗れたクラブ・アメリカはナシオナル・メデジンと3位決定戦で対戦する。