RマドリードのFWクリスティアノ・ロナルド(31)が、鹿島に欧州王者の誇りを示す。準決勝から一夜明けた16日は横浜市内で練習。先発した選手はグラウンドを3周走り、室内で調整した。チームが国内に持つサッカースクールの生徒約100人や選手の親族が見学に訪れた中、ロナルドは去り際に敬礼するようなポーズで声援に応えるなどリラックスした表情を見せた。

 準決勝ではチームのシュート数の半数となる9本のシュートを放つなど、タイトルへのこだわりを見せた。リカバリーのみで時間があったこの日も観光のためなどの外出などはせず、決勝に向けて集中を保っている。南米王者を無失点に抑えた鹿島に力の差を見せつける2戦連続ゴールを決めるべく、着々と準備を進めている。