欧州王者Rマドリード(スペイン)のDFセルヒオラモス(30)が、クラブW杯決勝を翌日に控えた17日、前日会見に臨んだ。開催国代表の鹿島との一戦に向け「長い道のりを経て今大会に来ている。勝利を収めたい」と話した。

 この日、来日後は初めて全体練習に参加した。コンディションは「回復している。フィジカルも状態が良い」と言い、決勝戦でも「必要とされればプレーしたい」と出場へ意欲を見せた。

 数々のタイトルを手にしてきたが「目前にチャンスがある時は必ず手に入れたい。他の大会同様に、このタイトルを持って帰りたいね」と笑顔も見せた。銀河系軍団のキャプテンを務める男は、対戦する鹿島について「試合はたくさん見た。秩序があり、よく走っている」と分析する。

 そして「試合はバトルのようなもの。その中でベストを見せる必要がある。日本の最も強いチームと対戦する。幸運がめぐるように頑張る」と話した。