欧州王者のRマドリード(スペイン)が18日のクラブW杯決勝で、J1覇者鹿島を延長で下し、2大会ぶりの世界一に輝いた。

 欧州でもRマドリードの優勝は苦戦として報じられた。19日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは「勝ったが、レアルは日本人クラブに苦しみ、延長戦にもつれ込んだ」と書いた。

 スペインではDFセルヒオラモスが後半終了間際に金崎を倒した場面が焦点となった。アス紙はレラーニョ編集長が、セルヒオラモスは2枚目のイエローカードで退場になるべきだったと主張し「この誤審はレアルの勝利を曇らせる」「もし10人対11人で延長を戦っていたら?」などと記した。

 ラジオ・マルカで解説をするスペインリーグの元審判員が「彼は退場になるべきだった」と見解を示したことも話題に。同時にセルヒオラモスが「審判の(ポケットに手をやる)動きを見たからそこから離れた」とコメントしたことも各メディアで報じられた。