第2戦が行われ、MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)はアウェーで1-3でモナコ(フランス)に敗れ、2戦合計3-6で敗退した。香川は攻撃的MFでフル出場したが不発に終わった。

 ホームでの第1戦で2-3で敗れたドルトムントは勝ち進むためには2点差以上の勝ちが必要だったが、前半3分、DFメンディのドリブル突破からの左足シュートはGKビュルキがはじいたが、こぼれ球をFWエムバペに右足で押し込まれて早々と先制点を許した。同14分にMFシャヒンがFKを左足で狙ったがポストに嫌われ、同点チャンスを逃した後の同17分、左クロスをFWファルカオに頭で決められ2戦合計2-5とリードを広げられた。

 しかし、後半3分、右サイドを交代出場のMFデンベレが突破し、左足アウトでクロス。ニアで香川が相手DF2人を引きつけ、中央へ抜けたボールをMFロイスが右足で流し込んで反撃態勢に入ったが、同29分、デンベレの浮き球の縦パスを香川が頭で落とし、ロイスがダイレクトで右足シュートを放ったが相手GK正面でゴールは割れず。逆に同36分、右サイドでのパスをカットされてショートカウンターを食らい、最後はFWジェルマンに流し込まれて力尽きた。

 モナコは準優勝した2004年以来の準決勝進出となった。

 準決勝の組み合わせ抽選は21日に行われる。