アルゼンチン代表MFハビエル・マスケラーノ(32)が、2010年の夏にバルセロナに加入後、公式戦319試合目でようやく初ゴールを挙げた。

 26日、7-1で大勝したホームのオサスナ戦に先発し、5-1の後半22分にPKのキッカーを務めた。2点を決めて同18分に退いたFWメッシ、ベンチスタートのFWスアレスら、バルセロナベンチはニヤニヤしながらマスケラーノのPKを見届けた。見事、ゴール正面に決めるとピッチ上の選手は笑顔で同選手をたたえた。

 27日付のムンド・デポルティボによると、出場時間にして2万5788分目での初得点。これでバルセロナのフィールドプレーヤーで初得点まで要した最長試合数更新に終止符を打った形となった。マスケラーノは「得点は自分にとって心配することではない。今日の流れからPKを断ることは難しかった。しかも雰囲気は仲間が作ってくれたしね。唯一、考えたのはPK失敗して無得点を続けることだけだった」とコメントした。