元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏(64)が「ものすごく興味深いものであれば監督業に戻る」と、16年に北京国安(中国)以来の現場復帰の可能性を話した。18日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 チェゼナーティコの海でインタビューを受けたザッケローニ氏は監督業復帰について「提案がものすごく興味深いものであればね。日本に行った時のように。私の人生で一番素晴らしい経験だったよ。お金のために行ったわけではない」と、ブラジルW杯出場に導いた日本代表を例に挙げた。

 さらに「私は64歳だが、アイデアと情熱、そして決定力があれば、経験とプロ精神でまだまだできる」と情熱は失っていない。

 また、ACミランとの契約延長にサインしなかった18歳のイタリア代表GKドンナルンマについて「私は(代理人の)ライオラを昔から知っている。経済的な理由じゃない。きっとクラブの保証がないと思ったんだろう」とコメント。ライオラ氏が金もうけのため、ドンナルンマに契約延長させなかったとの一部の報道に否定的な意見を述べた。