ケルンFW大迫勇也(27)が8日、新シーズン始動のためドイツへと出国した。

 1日から都内でトレーニングに励んだことを明かし「ガンガンやりました。フィジカル、体の基礎、バランス、体幹。休みを長く取れたので、例年以上に追い込みましたね。新たな気持ちで新シーズンを迎えられる」と充実した表情を浮かべた。リーグでの目標を「2ケタ以上の得点」と掲げ「ゴール前の精度、質を高めていければ」と話した。

 ケルンにはマインツからコロンビア人FWのコルドバの加入が決まった。ポジション争いも激烈になれるが「普通にやれば大丈夫だと思う。いつも通り、去年やったことに上乗せしていければ」と自信をのぞかせた。また、コルドバとのプレーに「一緒に組めばもうちょっと前に行けるかな」とイメージを膨らませる。W杯ロシア大会まで1年を切ったが「まずはブンデスですよ。リーグで試合で点を取ることからの(日本)代表なので。そこで点を取って活躍できれば代表もついてくる」と話した。