日本滞在中のドルトムントMF香川真司(28)が14日夜、本田圭佑のメキシコ・パチューカ移籍に「読めなかった。まさかですね。ビックリしました」と驚いた。

 埼玉スタジアム2002で行われた「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017」浦和レッズ戦(15日午後7時10分)の公式練習に参加した後、取材エリアで報道陣の呼びかけに足を止め「いきなりメキシコとは。(本田)圭佑君にしか分からないけど、覚悟を決めて決断したと思うし、どうなるか楽しみ。また代表で会った時に話を聞いてみたい」と話した。

 香川はこの日夕、2度の会見を開いていたため「公式練習後の取材対応はありません」と主催のJリーグ側から発表されていた。それでも、思わず足を止めたのは驚きのニュースだったからか。再び「まさかですね」と繰り返し、笑みをこぼすしかなかった。会見ではドルトムントとの20年6月までの契約延長を発表したが「かぶっちゃいましたね。もう明日の新聞(のメーン記事)は圭佑君でしょ」と自虐的に話し、チームバスに乗り込んでいった。