米国で合宿中のフランクフルトはテストマッチ2試合で中盤の組み合わせが決まりつつあると、15日の独紙ビルトが報じた。

 メキシコ代表マルコ・ファビアンはまだ休暇中だが、新加入選手2人が新しいリーダーとなっている。ヨナタン・デグズマンはゲームメーカーとして徐々にチームになじんできている。ニコ・コバチ監督は「ヨナタンは経験豊富だ。ほかの選手を高みに持ち上げることができるクオリティーをもっている」とコメント。また元スイス代表ゲルソン・フェルナンデスは守備的MFとして相手の攻撃を阻止し、ボールを奪い取る役割を担う。

 ファビアンの代役として、ここまでは日本人の鎌田大地がアピールに成功している。GKルーカス・ラデッキーは「サッカー選手として(の才能に)は本当に驚かされているよ。ダイチはフランクフルトにとって本当のプラスになりうる」とチーム全体の思いを代弁した。鎌田からのFWへの素早いパスは新FWセバスティアン・ヘラーをシュートポジションにもたらすことができるかもしれないと伝えている。