ヘントの日本代表FW久保裕也(23)は、ホーム開幕となったアントワープ戦にフル出場したが、無得点に終わった。チームも、昨季2部優勝して14年ぶりに1部昇格した相手に0-1で敗れ、開幕2連敗となった。

 右FWで先発した久保は前半31分に、ゴール前に抜け出すと右足シュート。同36分にも左足でミドルシュートを放ったが、いずれも相手DFやGKに阻まれた。後半からはトップ下に位置変更し、同9分には直接FKを右足で蹴るも、ゴール上に大きく外した。同37分には、この日一番の好機。FKを相手GKがはじいた球が目の前にこぼれてきたが、左足シュートは右に外れ、頭を抱えた。「コンデイションとかは良かったですけれど、やっぱり決めるところで決めないと厳しいかなという感じがします。僕が点を決めてたら、まったく状況が変わっていたので、次はしっかり決めれるようにしたい」。責任を背負った。

 欧州リーグ予選3回戦では1分け1敗で敗退。今季公式戦4戦未勝利となった。