ドルトムントMF香川真司(28)はアウクスブルク戦の前半23分に決勝点を奪い、日本選手最多を更新するブンデス通算38点目。2-1で勝ち、首位を守った。

 香川が技ありループ弾で勝利に導いた。1-1の前半23分、右サイドからの横パスを右足でボールの下をすくい上げるようにシュート。ボールは前に出ていたGKの頭を越し、弧を描いてゴールに吸い込まれた。「あの瞬間、ループを狙うイメージが湧いた。美しいゴールだった」と自画自賛。ブンデスの日本人最多得点を更新も「満足感はないし、もっと積み重ねたい」と貪欲だった。