G組でスペインが11大会連続15度目の本大会出場を決めた。カタルーニャ自治州の独立問題をめぐって周囲がざわつく中、3-0でアルバニアに快勝。2位イタリアがマケドニアと1-1で引き分けたため、1試合を残してスペインの1位、イタリアの2位が確定した。

 スペインは前半26分までにロドリゴ、イスコ、ティアゴが得点した。カタルーニャ独立運動を支持するバルセロナDFピケがボールを持つたび、歓声とヤジが交錯する異様な雰囲気での試合で、ピケは後半3分に次戦出場停止となる警告を受け、同15分に交代した。ロペテギ監督は「とても難しい時期だったがサッカーだけに集中できた」。W杯出場は決めたが、バルサのスペインリーグ脱退やピケの代表引退が取り沙汰されるなど、視界は不透明だ。