ドイツ代表は14日(日本時間15日)にケルンで親善試合フランス戦を行うが、14日の独紙ビルトは「W杯決勝の予行演習」と伝えた。以下、記事の抜粋。

 欧州サッカー界のトップゲームだ。今年最後のテストマッチは来年開催のW杯ロシア大会決勝の予行演習だ。

 DFマッツ・フンメルスは「フランスは間違いなく今後10年は僕らのライバルだろう。非常に若い選手も多いセンセーショナルなチームだ。あれだけのレベルをみたことはあまりない」とコメント。

 ドイツとフランスはともに選手の市場価値で世界最高峰だ。今回のドイツ代表の合計は6億3600万ユーロ、フランス代表の合計は6億6100万ユーロ。今回はポグバ(7500万ユーロ)、デンベレ(3300万ユーロ)、ノイアー(4000万ユーロ)、ミュラー(5000万ユーロ)が欠けている。

 ドイツ代表監督ヨアヒム・レーウは「フランスは特にオフェンスで信じられないほどのクオリティーを持っている。攻撃陣を全部入れ替えてもワールドクラスのレベルがある。フランスはオフェンス面で先日対戦したイングランドよりも危険だ。そこへ調整していかないと」と話した。

 ドイツとしてはフランス戦での負けは避けたい。ドイツは16年欧州選手権準決勝でフランスに0-2で敗れて以来、20戦連続負けなし。そして17年負けなしとなれば、97年以来となる。

 トップゲームに唯一欠けているのはファンだろう。ここまで3万枚しかチケットが売れていない。