アーセナルがドルトムントのガボン代表FWピエールエメリック・オバメヤン(28)の獲得に乗り出していると、15日付の独紙ビルトが報じた。

 アーセナルはチリ代表FWサンチェスの放出が濃厚となっており、後釜としてドルトムントのエースの獲得を目指しているという。また、オバメヤンは14日のウォルフスブルク戦メンバーから外されたが、理由は13日の前日練習後のチームミーティングをサボったからだと報じた。

 マネジャーのツォルクは「いつの日か寛容になれなくなるポイントが来るし、それが今日、来た。彼が何を考えていたかはわからない」と、ウォルフスブルク戦後のテレビインタビューでオバメヤンを批判した。さらに「こうした振る舞いを見たことは、これまでなかった。はっきりしているのはこのままでは、だめだということだ。今回のことはクラブとして受け入れることができない。チーム内に不穏をもたらし、それはいいことではない」と話した。

 シュテーガー監督は「私は整理も理解もできない。彼はほとんどの時間とても上機嫌だったんだ。彼の内部を詳細にのぞき込むことはできない。なぜそんなことをしたのかわからない」とコメント。試合前のテレビインタビューでは「非常に重要なチームミーティングだった。けが人を含む全選手が顔をそろえていたんだ。アウバ(オバメヤン)は離れたところにいた。彼にとってさして重要ではないんだなという気持ちを受けた」と話していた