エイバルMF乾貴士(29)は、ホームのマラガ戦に先発し、後半27分までプレーした。

 乾は4-4-2の左MFでプレー。右サイドを中心に試合は展開され、左サイドにボールが出ても乾がボールに触れる場面は少なかった。前半24分、ゴール前へ送ったクロスボールは味方選手でなくゴールの枠をとらえていたが、マラガGKロベルトにパンチングで防がれた。

 後半もチームのパフォーマンスにシンクロするように際立つプレーをすることはできず、15節のヘタフェ戦以来5試合ぶりの途中交代となった。

 試合は後半30分、乾と代わって出場したMFべべのクロスからFWキケ・ガルシアが同点弾を奪い、エイバルは勢いを手にした。試合終盤、キケ・ガルシアが逆転のチャンスを何度か手にする場面もあったが、ものにすることが出来ずに1-1で引き分けた。(山本孔一通信員)