エイバル乾貴士は、ホームのマラガ戦に先発し、後半27分までプレーした。
-勝たなければいけない試合だった
「勝点2を落としたと言ってもいいけど、相手も最下位で厳しい状況の中、監督も変わって最初の試合で気合も入っていました。自分たちの良さが出せなかったですね」
-パスがつながらなかった
「相手も守備的に来ていて、引いてブロックを作ってる感じで完全にカウンター狙いできた。元エイバルの選手も何人かいたので、自分たちがプレスをかけるところ、どうやるかを知っていた。それでロングボールを多用して、なかなかプレスかからなかった。自分たちが引かれた状態でどう崩すのか、それができてなかった」
-最近の相手は裏を狙ってくる
「前からプレスをかけるとラインが高くなるので、そこを使われて、最近は特に裏が狙われている。全体でどうにかプレスをかけてやらないといけない。蹴らすにしろ、もっとプレスをかけなければならないし、一発で裏取られないようにしないと」
-エースのセルジ・エンリッチが怪我で2カ月離脱する
「今後どういう形になるのかはわからないけど、トップ下にホルダンを置いたり、エスカランテを入れたり、ディオップを入れたりするかもしれない。いろんなやり方はあると思う。セルジの怪我は痛いけどそれを言っても仕方ない。ペドロ・レオンもフラン・リコもいないし、言い訳にはできない。いる選手で戦えればいいかなと」
-次戦はアスレティックとのバスクダービー戦
「自分たちに勝ち点1を狙うという試合はないので、常に勝点3を狙っている。前半戦やられているので勝ちたい」
-昨日は井手口選手のデビュー戦をスタンド観戦した
「陽介のデビューとしては悪くなかったと思います。通訳をつけてない状況で、わからない部分もあると思う。『指示されたけどわからなかった』と言っていた。最初はわからないでしょうね。ボランチのとこは細かいのでわからないと思いますし、通訳つけないと最初はかわいそうかなと」
-自分の3年前のスペインデビューを思い出した?
「そこに関してはなんとも思わないですけど、陽介みたいないい選手がスペインに来てくれたのは自分としてうれしいですし、日本人の評価をあいつが上げてくれると思う。少しでも日本人のいい選手がいるという風に思われるように、みんなで頑張っていけたらいい」
(山本孔一通信員)