マンチェスター・ユナイテッドは昨季、欧州CLに出場していないのにサッカークラブの収入ランキングでレアル・マドリードを抑えて2季連続で首位だったと、23日の英紙ミラーが報じた。

 マンUは昨季レアルより150万ポンド多い、5億8100万ポンドの財務収益があった。欧州リーグを優勝したことで欧州連盟から4400万ポンドを受け取った。同大会の優勝賞金は4年前と比べて4倍になった。欧州トップ20クラブはサッカー景気上昇の恩恵を受けており、総収入は前年より6%増の68億ポンドだった。

 また、放映権料の高騰もあって欧州トップ20の中にプレミアリーグが10クラブ入った。レアルはスペインリーグと欧州CLを制覇して、前年比から1億1500万ポンド増の5億8000万ポンドの収益を上げたが、マンUに首位を譲った。マンチェスター・シティーは4億5350万ポンドで、イングランドのクラブとしてはマンUに次ぎ5位。アーセナルは6位(4億1900万ポンド)、チェルシー8位(3億6780万ポンド)、リバプール9位(3億6450万ポンド)と続く。サウサンプトンは初めてランキングに登場して18位、レスターは同クラブ最高記録の14位に上昇した。

 ランキングは監査法人デロイトが発表し、今回で21回目。