MF堂安律が所属するフローニンゲンはアウェーでデンハーグと0-0で引き分けた。

 堂安は試合開始はトップ下、20分ごろから左サイドハーフとしてプレーしたが、ボールタッチも少なく後半39分にベンチへ下がった。

 堂安は「駄目ですね。ボールロストが多かったですし、立ち上がりから何か力が入らない感じだった。何か意識を変えないといけなかったところで、そのままずっとズルズル言ってしまいました。経験のなさというか。中2日にうまく対応できなかった。自分としても今年に入っていい感じで来てましたので、それをここで切らすわけにはいかないと思ってやったが、こういう(悪い)パフォーマンスだったので今日は悔しいです」と反省した。途中交代に関しても「しょうがないです。正直、前半で代えられるかなと思うぐらいの内容だったので、そこは全然、自分は何も言えないです」と納得した様子。

 チームは今年に入り3分け2敗とまだ白星がなく、サポーターからはこの日の試合終盤には激しいブーイングも起こった。これに対しては「ここで何か変えることが出来たら逆にヒーロー。ネガティブになることはない。(救世主に)なれれば選手としてもステップアップ出来る。正直、こんな経験は出来ない。ガンバにいたときには経験できなかった。楽しみたいと思います。そうじゃないと一流にはなれないと思うので楽しみながら、『見とけよ』という気持ちで次の試合に臨みたい」と前向きにとらえた。

 フローニンゲンは5勝8分け10敗の23で13位。