15日の独紙ビルトは「シュツットガルトで新監督の下、失墜した4人」と題し、浅野拓磨らの名を挙げ、以下のように報じた。

 タイフン・コルクト新監督の下で、ここまでチーム内得点王のチャドラック・アコロはポジションを失っているハネス・ウォルフ前監督の下では完全な主力で欠かせない存在だった。だが、コルクト監督の下ではベンチ生活。同監督は「(出場機会から)遠く離れたわけではない。全選手が必要だ」とコメント。現時点でFWはマリオ・ゴメスとダニエル・ギンチェクがレギュラー。「彼らはゴールがどこにあるかわかっている。勝ちたいならFWが必要だ」と話しており、この状況が大きく変わることはしばらくなさそうだ。

 アコロのほかにもベルカイ・エツジャン、アナスタシオス・ドニス、浅野琢磨がチャンスをもらえていない。

 浅野は完全に戦力外となってしまった。ウォルフの下でもポジションを失っていた浅野は、新監督の下で新しいチャンスを願っていたが、ここまでのところそれも得られていない。後半戦5試合で1試合にメンバー入りし出場時間ゼロ。このままではW杯メンバー入りも難しそうだ。