4日に急死したフィオレンティナの主将ダビデ・アストーリ選手(31)の死因が、睡眠中の不整脈によるものであることが明らかになったと、7日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。詳細はさらなる検査の結果を待って60日後に発表されるという。

 棺は7日にウディネからフィレンツェへ運ばれ、夕方から夜までコベルチャーノに作られる別れの間に置かれる。サポーターたちが訪れ、8日の午前中にフィレンツェで葬儀が行われる。フィレンツェのナルデッラ市長は8日を市の弔意を表す日とし、アストーリ選手の背番号が13であることから、学校や職場で午後1時(13時)に1分間の黙とうを行うことを奨励した。街中の商店は午後1時から10分間シャッターを閉める。

 フィオレンティナの本拠地アルテミオ・フランキ・スタジアムの前はサポーターからのメッセージやユニホーム、花束などであふれかえっている。6日に選手たちは全員のサインの入ったアストーリ選手のユニホームを飾った。

 フィオレンティナと、かつてアストーリ選手がプレーしたことのあるカリャリは、背番号13番を永久欠番とすることを決めた。