第1戦が行われ、MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)は、ホームでMF南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)に1-2で敗れた。

 後半4分、MFベリシャがPKを決めてザルツブルクが先制。同11分にもショートカウンターからの右からの折り返しをベリシャが右足で決めて2つ目のアウェーゴールを決めた。ドルトムントは同17分、交代出場のMFプリシッチの右クロスをMFシュールレが強引に押し込んで1点を返したが、反撃もここまでだった。

 先月10日に負傷した香川はこの日もベンチ入りしなかった。

 南野は後半28分から出場。同33分には右後方からのパスを受け、反転しながらの右足シュートを放ったが枠はとらえられなかった。

 シュテーガー監督は「幸運にも、まだセカンドレグが残っている。まだ敗退が決まったわけではない。しかし、次の試合ではもちろんまったく違った姿を見せなければならない。我々にはザルツブルクで勝利を手にするだけのクオリティーはある」とコメントした。

 第2戦は15日にザルツブルクで行われる。