第1戦が行われ、MF南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)はアウェーでMF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)を2-1で下した。

 南野は後半28分から出場。同33分にはサイドバックから「イメージ通り」のパスを受け、反転しながらの右足シュートを放ったが枠はとらえられず「良い形でシュートまでいけたんですけど、枠に行くか、決めたかった」と残念がった。個人としては不発に終わったが、チームはアウェーで貴重な2得点を挙げて先勝。「僕たちはメチャ良い試合をしたと思うし、自分たちの持ってるものを出せたんじゃないかなと思います」と胸を張った。

 監督からは得点を求められているが、「今日みたいな試合だったら、しっかりボールを前で収めて、守備でしっかり関わって、もう1回攻撃に参加するというところだと思います。その中でしっかりゴールとかアシストとかを奪っていければいいかなと思います」と今後へ気合を入れた。

 ローゼ監督は「我々は勝利に値する試合をした。勇気を持ってプレーし、相手にプレッシャーをかけ続けた。極めて順当な結果を手に、ホームへ帰れる。第2戦では、この結果を守るのではなく、ゴールを目指して戦いたい。それこそが鍵となるだろう」とコメントした。