アーセナル(イングランド)のフランス代表DFローラン・コシールニー(32)のワールドカップ(W杯)ロシア大会出場がピンチとなった。

 3日にマドリードで行われた欧州リーグ準決勝のザルツブルクとの第2戦の前半6分過ぎ、突然右足を押さえて倒れ込み、そのまま担架で運び出された。ザルツブルクの選手との接触はなく、倒れ込んだ後はピッチをたたいて悔しがった。ベンゲル監督は「アキレス腱のようだ。検査を待たなくてはならないが、そうであればW杯出場のチャンスはない」とコメントした。

 代表戦51試合に出場のコシールニーは今回のW杯以降に代表を退くとしていた。