イタリア協会は14日、W杯ロシア大会の出場を逃した同国代表の新監督にロベルト・マンチーニ氏(53)が就任したと発表した。

 15日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、2年契約で、22年W杯カタール大会までのオプション付き、年俸は手取り200万ユーロ(約2億7000万円)。同氏は「アズーロ(イタリア代表)のユニホームを再び着ることになるのはとてもうれしい」とコメントした。

 同紙によると、現役時代のマンチーニ氏は代表であまり活躍したことはない。84年にベアルゾット監督に初招集された時、夜に宿泊ホテルを抜け出して街を歩き回ったことがわかり、その後、同監督から招集されなかった。90年W杯イタリア大会では試合出場はなく、94年W杯では招集されなかった。代表通算36試合出場で4得点だけだった。