サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表MFで、オーストラリアの強豪メルボルン・ビクトリー入りする本田圭佑(32)が、サッカー・カンボジア代表の実質的な監督に就任した。

 12日、首都プノンペンでカンボジア・サッカー連盟(FFC)と本田が会見した。指導者ライセンスを持たず、何より現役選手であるため、本田は同国代表チームのゼネラルマネジャー(GM)として、A代表の強化を取り仕切ることになる。

 同時に、監督にはアルゼンチン人で日本の佐川印刷SCなどでプレーしたフェリックス・アウグスティン・ゴンザレス・ダルマス氏が就任した。

 母国アルゼンチンの最高位の指導者ライセンスを持つフェリックス監督は、本田の個人アシスタントとして、長い時間をともにし共通のサッカー観を持つ。この形で、実質的に本田が指揮を執り強化にあたる。