19日にバイエルン・ミュンヘンは急きょ記者会見を行い、ウリ・ヘーネス会長、カールハインツ・ルンメニゲ代表取締役、ハサン・サリハミジッチSDが痛烈にメディアや専門家を批判をしたと、20日付の独紙ビルトが報じた。

ルンメニゲ代表取締役はドイツ代表がオランダ代表に敗れた後、同クラブに所属するDFフンメルスとDFボアテングへの批判をした元ドイツ代表オラフ・トーン氏に対して「フンメルスとボアテングという我々の2人のCBに対する評価で『引退したおじさんサッカー』というのを読まされた。このままでいいのかとしか言えない」と疑問を投げかけた。

さらに「同じことはMFリベリーとFWロッベンに対する記事にもいえる。この2人は10年来Bミュンヘンのために戦ってきてくれた選手だ。この2人がいなければ、いまBミュンヘンが持つ名声を手にすることはできなかった。それを年齢による限界のような記事を読むと、これは恥ずべきことであり、リスペクトに欠け、これ以上ない、ひどいことだと言わざるをえない」と、トーン氏の評価を痛烈に批判した。

サリハミジッチSDは、リーグ戦4勝1分け2敗と調子が上がらないチームを指揮するコバチ監督へのサポートをしていないと報じられた。だが「私がコバチを公の場でサポートしていないという批判を受けた。だが、なぜそれをわざわざしなければならない。コバチのことは問題などない。彼は我々が信頼していることをよくわかっている。我々は彼の仕事ぶりを評価している。公の場でわざわざキスのようなことをする必要はない」とコメント。事実無根の報道に苦言を呈した。