ドルトムントは25日に、バルセロナから加入しているスペイン代表FWパコ・アルカセル(25)を期限付き移籍から完全移籍での獲得に切り替えることを発表すると、23日付の独紙ビルトが報じた。

ビルト紙の情報によると、ドルトムントは日曜日(25日)のクラブ総会で、アルカセルの完全移籍にすることを発表するプランだという。

ドルトムントは買い取りオプションを行使する点ですでに8月下旬でバルセロナと合意に達していたと報じた。契約は23年までで、移籍金は2300万ユーロ(約29億9000万円)だという。アルカセルはビルト紙の取材に「ドルトムントで単純に幸せだ。ここは僕にとって正しいタイミングでの正しい一歩だった。とにかく出場してゴールを決めて感謝していくつもりだ」と、かつて話していた。

アルカセルは今夏、出場機会を求めてドルトムントに加入。今季リーグ戦6試合で計236分出場して8得点と、約29分に1得点の高確率でゴールを決めている。だが、先発はわずか2試合にとどまっている。ファブレ監督は同選手の先発出場について「(バルセロナでの)ここ2年間ほとんどゲームに出ていなかったことを忘れてはいけない。時間が必要だ。だが代表週間中に代表へ行かず、ここで一緒にトレーニングすることができた。彼にとってはいいことだ」と話した。