横浜F・マリノスを退団し、アフリカ・ザンビアのクラブへの移籍を目指していたMF中町公祐(33)が4日までに、移籍先が同国1部のゼスコユナイテッドFCに決まったと自身のSNSで伝えた。

中町はインスタグラムに同クラブのエンブレムとともに「ザンビアプレミアリーグ『ZESCOUnitedF.C』と2019シーズンより新たに契約を締結しました。移籍に際してゼスコの関係者のみならず沢山の方のご尽力がありながら無事契約の運びとなりました」などと書き、報告した。

J1でプレーする主力選手のアフリカへの移籍は異例のこと。

中町は大学時代の同級生のNPO法人活動を通じ、アフリカにサッカーボールを送る活動を13年から続けてきた。移籍を目指すと明らかにした時には「この移籍で日本とアフリカをつなぎたい。自分がサッカー選手であることの意味を最大限考えた中で下した決断です」と使命感をつづっていた。

移籍を実現させ、その第1歩を踏み出した。