負傷を理由にチームの帯同を拒否したインテルミラノのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(26)だったが、検査の結果「異常なし」という結果が出たと、21日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

イカルディは、主将を剥奪されたことで欧州リーグのラピッド・ウィーン戦(14日)の遠征メンバーに入っていたものの、チームの帯同を拒否したと報道され、さらに17日のサンプドリア戦でも右膝の痛みを主張。チームとの関係に亀裂が生じ、別行動が続いている。

右ひざの検査を20日にしたが、問題なしとの結果が出た。だが、24日のフィオレンティナ戦でも欠場が濃厚で、個別メニューが続くという。

スパレッティ監督はイカルディについて「このような問題は話し合いながら一緒に解決していくしかない」と関係修復に向けて話し合う準備があると明かした。だが「彼が適切な行動に出るなら、我々は彼を100%迎え入れる準備がある」とコメント。復帰を歓迎しながらも、イカルディ側が歩み寄らなければ、問題が解決しないと主張した。