今年の1月にドイツ1部ドルトムントから期限付き移籍してきたベシクタシュの日本代表MF香川真司(30)は、報道陣に対してベシクタシュへの移籍は正しい決断だったと話したと、14日のトルコ・アスポル電子版が報じた。

13日にバシャクシェヒルと対戦したベシクタシュは2-1で勝利。香川は試合終了後、報道陣に「大事な試合で勝利できてよかったです。この勝利のいい雰囲気をそのまま続けて、次の試合に臨みたい。ベシクタシュへ移籍してきたことは正しい決断でした。これはあらためてはっきりと言えます。来シーズンの移籍については、まだ何も考えていません。今、チームでの練習と試合に集中しています。毎日新たな発見がありますし、日本代表にも招集されて、こんなにうれしいことはないです」。

バシャクシェヒル戦で途中出場した経験豊富な日本代表の香川は、チームメートたちにアドバイスをしたという。「相手のGKメルトがかなり前に出ているからループシュートをトライしてみて」とチームメートたちに話したという。香川自身も途中出場してすぐにループシュートを放っている。

在イスタンブール日本総領事も特別席でオルマン会長と一緒に観戦。試合後に香川からユニホームをプレゼントされたという。(オルムシュ由香通信員)