元マンチェスター・ユナイテッドの名選手でバレンシアで監督も務めたガリー・ネビル氏(44)が、オールドトラッフォード(マンチェスターU本拠地)のネーミングライツ(命名権)を売って、チケット代を安くすべきだと進言したと27日付の英紙サン電子版が報じた。

ネビル氏は、ネーミングライツで得た収入で、チケット代を10ポンド(約1300円)にすべきだと語った。地元の子供たちがスタジアムに足を運べるようになって欲しいという配慮だという。

「適切な理由からネーミングライツを売るべきではないと(オーナーの)グレイザー一族は言っていた。もし年間で6000万(約78億円)、7000万(約91億円)、8000万ポンド(約104億円)のネーミングライツの報酬があれば、売るべきだと思う。10年間で8億ポンド(約1040億円)だよ。ストレッドフォードエンド(スタンドの名称)のチケット代が10~12ポンドになる。これらのチケットは若いファンに行くべきだ。この考えを口にしたのは初めてだけど、前から思っていた」とコメントした。(A・アウグスティニャク通信員)